競馬の予想時間が無い方におすすめ ストック馬の作り方とは
今回は競馬の予想する時間が無い方向けにストック馬について紹介しようと思います。
普段からストック馬を作っている方もたくさんいるかもしれませんが、知らない方は時短予想の大きな武器になるかもしれません。
私も子供がいるので普段からストック馬を使いながら時間を有効活用しています。ぜひ参考までにご一読ください。
競馬の予想でストック馬を作る意味
競馬の予想する時にどれぐらい時間を使いますか?
私の場合はレースにもよるのですが1レース30分から1時間の時間がかかってしまいます。
予想の方法にも左右されるかもしれないですが、出走表を見て過去のレースを見たりすると時間がかなりかかってしまいます。
そこで普段から使っているのはレース回顧から、次走狙える馬をストックするということです。
ストックする馬とは
実際に馬券を買ったレースはみなさんしっかり回顧をしていると思うのですが、ここで大事なのは負けた馬をストックしておくということです。
もちろん勝ち方が強い馬などはストックすることもありますが、基本的には負けた馬を中心的にストックしています。
人気馬を狙うとどうしても期待値が少ないので、狙い目になるのは負けて次走人気を落とす確率が高い馬になります。
期待値についてわからない方はこちらも合わせてご覧ください。
負けた理由を見つけられた馬はストック
ストック馬で一番期待値が高いのは前走負けている馬ということですが、負けている時こそ回顧によって明確な負けた理由を探しておきましょう。
一番手っ取り早いのは皆さん知っている通り、不利を受けて負けた馬です。
不利というのは走行妨害など、馬が能力を出し切ることができない状況になっていたことを言い、
- 前が詰まる
- 直線で挟まれる(寄られる)
などがあります。
不利によって負けている場合はしっかり能力を出し切れていない状況で負けているので、次走は条件によって狙うことができます。
また、展開や適正、バイアスによって負けていても強い負け方の場合はもちろんストックです。
強い負け方とは
強い負け方とは、よく競馬ファンの中で負けて強しの場合のことを表しています。
- ペースが向かない脚質で粘っている
- 追い出しが間に合わなくて負けたが、上がり3Fは最速
- トラックバイアスが不利なのに、伸びてきていた
- 騎手との折り合いが付かずに掛かっていたが、伸びてきていた
など、負けているのに強い内容の場合は率先してストックしましょう。
また若駒に多い能力があるが手前を変えられずに大敗した場合や、走法による適正距離や馬場が合わなくて負けた場合も狙えるので、強い負け方と明らかな負けた場合は注目です。
手前や走法について気になる方は、こちらからご覧ください。
新馬戦や未勝利戦はハイレベルレース組に注目しよう!
私が中央競馬で馬券を買う時のメインはG1などの重賞ではなく未勝利戦です。
その理由としては将来のG1馬と未勝利戦を突破できない馬が混在しているため、競走馬同士の能力差が大きく離れていると考えているからです。
時間短縮が理由のストック馬でもありますが、新馬戦や未勝利戦の場合はストック馬がとても有効に働きます。
ここでいうハイレベルレースとはレース内容による消耗戦や中盤ペースが緩まない厳しいレースも含まれますが、新馬戦や未勝利戦の勝利馬の強さからもハイレベルレースを見つけることができます。
仮に未勝利戦を突破した馬がすぐに1勝クラスも突破した場合、過去に未勝利戦で戦った競走馬はハイレベル組として上位の馬をストックしておきます。
それと下位クラスの場合は馬場や展開の影響よりも能力による差で勝ち負けが決まりやすいので、着順ではなくタイムや上がり3ハロンなどの数字の部分を純粋に判断する方が良い結果に繋がりやすいです。
また、未勝利戦は勝った馬がどんどん抜けていくシステムなので、新馬戦後すぐの未勝利戦の方が能力差が大きく、月日がたつごとに未勝利戦の能力差は小さくなるのも覚えておきましょう。
ストック馬にはメモを添付しておこう
私の場合は子供が産まれたタイミングからストック馬を利用するようになったのですが、初めの頃は馬の名前だけを登録していて、見返す時に狙える条件がわかりませんでした。
ここで大事なのはレースの回顧からしっかりとストック馬の詳細を記載しておくことです。
- 馬名
- ストックしたレースの詳細(距離や馬場など)
- 次走狙える条件
特に次走狙える条件の部分に記載する内容が重要で、「距離延長時に狙う」「ダート替わりで狙う」「小回りコースで狙う」など具体的に書いておくとわかりやすいです。
馬体重の大幅減やパドックでのチャカつきなどの調整不良による負けの場合は、「次走馬体重確認、適正体重○○」や「パドックで落ち着き確認」など入れておくと一目でわかります。
不利などで負けた場合はそのまま次走狙えるのですが、距離が変更になっている場合はローテーションが詰まっている場合など同条件でない場合は多いので、レース回顧時にストックする場合は好走する条件や注意事項(休み明け◎やローテーション詰まると×など)も入れておくと時間短縮に繋がります。
馬体重に関して気になる方は、こちらも合わせてご覧ください。
ストック馬と相性のいい馬券の買い方とは
ストック馬を使って馬券を買う場合、もっともおすすめするのは単勝や複勝などのストック馬だけが関係する馬券です。
今回紹介するストック馬の場合は負けていることが前提なので、人気していないことが前提になっています。
人気薄の場合には単勝もかなりの高配当が狙えますし、複勝の場合でも1点で3倍以上の配当も狙えるので時間が無くても収支が安定します。
基本的に三連単や三連複よりもしっかりとストック馬を使って能力が高くて負けている馬だけを狙えるのであれば、単勝と複勝が一番勝ちやすいと感じています。
馬券についての記事もあるので、興味のある方は合わせてご覧下さい。
ストック馬が負けた場合は再度狙うことが重要
ストック馬が出走する場合に狙える条件ではない時は、積極的に見送りましょう。
見送ったレースでストック馬がもし負けた場合は、次走の人気もどんどん下がっていくので配当妙味が大きくなります。
反対に狙える条件ではないのに能力の高さなどからストック馬が勝ってしまった場合は、次走人気することが多いのでストック馬から消すことも考えましょう。
私の経験としてストック馬がすぐに次走で勝つよりも、2走か3走負けて人気をだいぶ落としている方がオッズが急激に上がるので結果的に多くの資金を回収できています。
競馬の時短予想 ストック馬についてのまとめ
時間短縮するためのストック馬について簡単に書いてみましたが、いかがだったでしょうか?
正直な話し、予想する時間が無いなら競馬をするなと言われたらそれまでなのですが、時間が無くてもストック馬を作ることによって競馬も楽しめますし、効率よく勝つこともできると思っています。
時短目的のストック馬で無くてもストック馬を作ること自体、競馬で勝つために重要なことだと感じているので、もし試してみたい方はぜひ取り組んでみてください。
今回のストック馬のまとめとしては、
- レース回顧から負けている理由が明確な馬をストック
- 負けた理由がわかっても能力が低くて負けている馬はストックしない
- ストックする場合は狙える条件をメモにしっかり書いておく
- 次走狙える条件じゃない時はしっかり見送る(負けるとなお良し)