競馬初心者は特に重要!回収率についてしっかり考えよう!
今回は競馬で勝つには絶対に理解してもらいたい回収率について解説してます。
競馬は完全な娯楽で負けても関係無いという方には関係無いのですが、せっかくなら勝ちにこだわりたいですよね。
回収率については競馬をやる上でかなり重要な項目になりますので、カテゴリーも別に作ることにしました。
本記事は解説の部分だけになりますが、今後は色々回収率を上げるためのヒントを提示していきますので楽しみに待っていてくださいね。
競馬における回収率とは
競馬の色々なブログやサイトで回収率という言葉がでてきていますが、それだけ回収率というのは重要なのでしっかり覚えていきましょうね!
回収率というのは
回収率=払い戻し÷購入金額×100
で表されます。例えば1000円で25000円の払い戻しを受けた場合は、25000÷1000×100なので250%の回収率ということになります。
競馬で勝つには常に回収率を気にしていないと勝てないので、しっかりと購入金額と払い戻し金額を記録しておくようにしましょう。
各券種毎の控除率
控除率とは掛け金の総額に対しての運営の取り分のことを控除率といいます。
券種毎に控除率が違うのですが、中央競馬の場合は
- 単勝、複勝 20%
- 枠連、馬連、ワイド 22.5%
- 馬単、三連複 25%
- 三連単 27.5%
- WIN5 30%
となっていて、券種毎の総購入金額から控除率を引いた金額を、私たち馬券購入者で取り合うことになります。
券種別に見てみると配当が少ない券種の方が控除率が恵まれていて、配当が高くなりやすい程大きく控除されているのがわかるかと思います。
控除率が少ない方が有利に配当を受けることができるので、単勝、複勝が一番恵まれていて勝ちやすい券種です。
なぜ控除率が高いのに三連単が一番売れているのか
どのレースも券種別割合で見てみると、三連単が約30%を占めていて一番売れている券種です。
三連単は控除率で見ると27.5%も引かれているのに買う人が多いのは、高額配当一番出やすい券種で控除率を感じないからではないでしょうか。
実際に三連単で回収率100%を超えている方が多いのも事実ですが、連敗によって大量の資金を吐き出す可能性も非常に高くなっています。
回収率を判断するには長期的な期間で見るべきなので、三連単で1レースで50万もの配当を受けたとしても長期で見た場合はプロの馬券師でない限り控除後の72.5%に寄ってしまいます。
実際に競馬で生活している方に多い券種は単勝と複勝なので、控除率から見ても一番勝ちやすい券種ということがわかりますね。
期待値が高い馬券を買い続けることが重要
回収率を100%超えるために必要なのは期待値の高い馬券を買い続けることです。
期待値というと難しく感じるかもしれないのですが、サイコロで考えるとわかりやすいので説明します。
サイコロで1が出たら当たりの場合は当たる確率は6分の1ですね。一回サイコロを振るのに1000円かかるとして当たった時の配当が6000円だった場合はどうでしょう?
1回当たるためには理論上6回サイコロを振る必要があり配当が6000円ということは、1回サイコロを振るたびに得られる金額は0円ということになります。
それが例えば配当が12000円になると一回振るのに1000円、当たる確率は6分の1なので1回振る度に期待値が1000円ですね。
- 得られる配当12000×当たる確率6分の1=1回あたりの期待収支2000円
- 期待収支2000円ー一回当たりの投資金額1000円=期待値1000円
わかりましたでしょうか?中々説明が難しくて理解できていない方もいるかもしれませんが、簡単に言うとやればやるだけプラスになるのが期待値プラスと覚えておいてください。
期待値についてより詳しく知りたい方はこちらもご覧くださいね。
穴馬が期待値の全て
競馬における期待値は的中率がはっきりとわかれば計算しやすいのですが、どれが勝つのかは未来の予想になるので絶対はありません。
そうなると期待値を取りにいくために重要なことは
- できる限り好走する馬を予想する
- できる限り配当が高い部分だけを狙う
の2点になるかと思います。
例えば1番人気の勝率60%でオッズが1.5倍の馬と、5番人気で勝率10%でオッズが12倍の馬とどっちを狙うことが正しいでしょうか?
10回1000円ずつ単勝を買い、勝率通りに勝った場合だと
- 1番人気の馬は投資10000円で回収9000円 的中率80% 回収率90%
- 5番人気の馬は投資10000円で回収12000円 的中率10% 回収率120%
になるので、5番人気の方が回収率が高くなります。
覚えておいて欲しいのは競馬で勝つには人気上位に厚く張るのではなく、予想によって好走する穴馬を見つけて狙い撃つのが期待値の高い馬券の買い方になります。
狙いやすい例としては能力上位の馬なのに全然人気していない時を狙うなどがわかりやすいですね。
人気上位で限りなく勝率が100%に近い場合には狙ってもいいのですが、アーモンドアイのように絶対に勝つと言われていた馬が負けているのを見ると競馬に絶対は無いと改めて感じます。
初心者がまず回収率を上げるためには
競馬で期待値の高い人気していない穴馬を狙うことはわかりましたが、実際に回収率を上げるためにはどうすればいいのでしょうか?
回収率は一番高い単勝、複勝でも控除率を引いて80%なので、何も考えずに単勝を買っているとだいたい80%に収まってしまいます。
回収率100%になってようやくプラスマイナス0になるので、最低20%の回収率を上乗せしないと負けてしまいます。
そこでどのように回収率を上げていけばいいのかを3つに絞って説明しますので、まずは一度ご覧ください。
オッズをしっかりと確認する
オッズを確認することは一番重要な項目です。
狙う馬の好走率を予想して馬券を購入するのですが、そのオッズが低い場合は馬券を買わないという選択肢を持つことが大事です。
絶対勝ちそうなオッズ1.1倍の1番人気がいたとしても、それに賭けられるほど競馬に絶対はありません。
スタートで出遅れる、不利を受ける、展開が恵まれないなど想像もしていないことが普通に起こるのが競馬なので、低いオッズはできるだけ見送るようにするべきですね。
自分の中で単勝は8倍以上、複勝は2.5倍以上、馬連は15倍以上など基準を決めておくと判断がしやすいかと思います。
期待値の高いレースを選ぶ
期待値の高いレースというのは簡単にいうと荒れるレースです。
1番人気から4番人気までで馬券内を独占するような堅そうなレースは、いくら購入点数を絞っても期待値を取りにくいと考えています。
危険な人気馬がいるレースや馬場が荒れているレースなどはしっかり予想できれば期待値を取りやすいと思っているので、堅めで決まりそうなレースは見送るようにしましょう。
我慢することが重要
先ほどから馬券を買わないということを何度も書いているのですが、回収率を上げるためには色々な場面での我慢が大切です。
期待値が取れないレースを見送るのもそうですが、負けている時の我慢が一番難しいと思います。
11Rのメインを外して大きく回収率を落としてしまったとして、最後の12Rを無理に買って大負けするのは誰しもが経験があるはずです。
回収率で考えるのは長期的にプラスになることなので、1日をどうにかプラスにしようとすると予想の精度にもブレが出てしまったり買ってはいけないオッズなのに手を出したりしてしまいます。
短期的な回収率や一日の負けは考えないようにして、常に正しい馬券を購入することが唯一回収率を100%以上にする方法です。
競馬の回収率についてのまとめ
競馬の回収率について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
予想の精度を上げるのもそうですが券種は何を選んで金額をどうするかなど、まだまだ説明できていない部分も多いです。
私自身もまだまだ勉強途中の部分も多いので、これからも回収率に関わる記事を勉強しながら増やしていく予定です。
「うまSTUDY」を見てくださっている競馬ファンのみなさんには負けて欲しくないと心から思う反面、誰かが負けなければ勝つことができないのが競馬ということもわかっています。
これからも色々な勝ちにつながる記事を配信していきますで、今後も「うまSTUDY」をよろしくお願いします!
合わせて競馬とお金の関係についても合わせて勉強してはいかがでしょうか。