競馬資金を破産させないために バルサラの破産確率

2020年8月5日資金管理破産, 競馬初心者, 競馬資金資金管理, 競馬初心者, 競馬資金

破産
竹之内
竹之内
どーも、竹之内です。
今回は競馬初心者の方や競馬資金をゼロにしたことがある方,競馬資金に悩んでいる人に向けて適切な資金管理を説明していきます。
せっかく楽しい競馬と出会ったのにお金で苦しむ姿は見たくないですし、その当事者になるともっと辛いですよね。
バルサラの法則から適切な資金管理を学んでおけば、安全に競馬を楽しむことができます。

バルサラの破産確率とは

FXや投資などをやっている方であれば聞いたことがあるかと思いますが、バルサラの破産確率は投資比率に応じた払い戻し率と勝率で破産せずに継続できるか判断できます。

バルサラの破産確率表に書かれている単語についてまず説明すると、

  • 勝率は投資に対しての勝率
  • ペイオフレシオは平均利益÷平均損失
  • 資産比率は投資に使える金額に対して1回の投資の金額

となっています。一番ペイオフレシオが難しいかと思いますがペイオフレシオが0.5の場合は投資金額1に対しての増加が50%という意味です。

もっとわかりやすくするために、競馬に当てはめて考えてみましょうか。

バルサラの破産確率を競馬に当てはめて考えると

主に投資目的で使うバルサラの破産確率ですが、競馬も一種の投資なので同じように考えることができます。

  • 勝率は投資に対しての勝率を表していますので、競馬の場合は的中率です。
  • ペイオフレシオは平均利益÷平均損失なので競馬の場合は投資分の1を足してオッズとして考えます。
  • 資産比率競馬に使える金額に対しての%です。

先ほどの表の資金比率10%の場合ですが勝率50%、ペイオフレシオ1(オッズ2倍)の破産確率は99%となっています。

具体例

1万円の競馬資金があるとして1レース1000円、50%で勝つ1番人気の馬、単勝オッズ2倍に賭けていると99%で破産するということです。


50%の確率でオッズ2倍ということはプラスマイナス0のように感じますが、確率には連勝や連敗が必ずあるので破産してしまうようです。ds

一般的に破産確率は0.5%以下で安全と言われているので0.5%以下を目指したいのですが、資金比率10%で見ると

  • 的中率50%でオッズ4倍以上だと安全
  • 的中率40%だとオッズ7倍で破産確率0.8%
  • 的中率30%だとオッズ7倍で破産確率4.5%
  • 的中率20%だとオッズ7倍で破産確率29.7%

になるのでオッズが高くても、資金比率が10%だと厳しいことがわかるかと思います。

おすすめの資金比率1%で見てみると

資金比率が10%の場合はなかなか難しいことがわかったと思います。

以前に書いた競馬と資金の記事にもありますが、おすすめの資産比率は1%で勝負レースでは2%を推奨しています。

資産比率が1%ということは競馬で使える資金が10万円あった場合は1レース1000円ですね。

それでは推奨の資産比率1%を見てみましょう。

資産比率1%

この表は縦軸は勝率横軸のペイオフレシオは1を足してオッズ表記に変更してありますのでご注意ください。

先ほどの資産比率10%の場合は

  • 的中率50%でオッズ4倍以上だと安全
  • 的中率40%だとオッズ7倍で破産確率0.8%
  • 的中率30%だとオッズ7倍で破産確率4.5%
  • 的中率20%だとオッズ7倍で破産確率29.7%

となっていましたが、資産比率1%の場合は

  • 的中率50%でオッズ2.5倍以上だと安全
  • 的中率40%だとオッズ3倍以上で安全
  • 的中率30%だとオッズ4倍以上で安全
  • 的中率20%だとオッズ6倍以上で安全

となるため安全に競馬を楽しむことができます。
実際には的中率のブレ、オッズの変動によってズレることが想定されますので、余裕を持ったオッズで買うようにしましょう。

竹之内
竹之内
限られた競馬資金の中で破産しないためにも資金比率は1%以下で賭けることが必要ですね。

馬券を買う本来の目標とは

破産しないための的中率とオッズの目安がわかったと思いますが、あくまでも競馬資金が破産しないための基準です。

競馬でプラスにすることが最大の目標ですので、勝つためには好走しそうな高いオッズの穴馬を見つける予想が必要不可欠になってきます。

投票成績などから今現在の的中率がわかると思いますので、破産しないオッズで馬券を買えているのかを確認しつつ今の的中率で期待値も稼いでいるか計算してみましょう。

期待値計算についてはこちらの記事からご覧ください。

競馬で破産しないことの大切さ

馬1

競馬で破産しないことは競馬を途中で辞めるリスクがないということです。

どうしても確率の話なので競馬には当たる時と当たらない時の波があります。

その波を1年という長いスパンで見て確率が収束した時に、回収率が100%を超えていることが競馬で勝つということですね。

期待値をしっかり積んでいても不的中が続いている状態で破産してしまうと、ここから確率が収束してプラスに転じることも無く終わってしまいます。

競馬で勝つためにも絶対に破産させない、継続してレースに参加することが必要です。

馬券裁判で有名になった卍さんなどは不的中が続いて競馬資金が少なくなってきた場合は、減っている競馬資金で資金比率を再計算して馬券を買っていました。

それぐらい継続して馬券を買うことが重要であり、勝つためにはレースに参加し続けることが必須です。

少額から競馬資金を増やしていける、複利運用についてはこちらの記事をご覧ください。

競馬とバルサラの破産確率 まとめ

グラフ 人

バルサラの破産確率を競馬と結び付けて考えてみましたが、いかがだったでしょうか?

最近では投資競馬という言葉があるように、競馬と投資が密接な関係になっているのでバルサラの破産確率は覚えておいて損はないと思います。

せっかく楽しい競馬を資金の破産によって競馬を嫌いになって欲しくないのと、生活に支障が出る金額で賭けている方もいますが絶対に破産することがわかりましたね。

競馬で嫌な思いをしないためにも適切な資金比率で、競馬ライフを楽しいものにしていきましょう。

競馬とお金についてまだ気になる方はこちらから

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